出会いの生レポート

　公務員の夫はいつも定時には帰宅して、家事も子育ても手伝ってくれるらしい。いかにも幸せで円満な家庭生活というのが彼女自身の評価。むろん、夫に対しての不満など一切ない。ただし、夜の営みだけは味気ないのだという。夫は今でも頑張って週に一回はこなしてくれるのだが、そのマンネリなやり方では満足できなくなってきたというわけだ。たまには違うやり方のセックスもしてみたい。それが彼女を出会い系に駆り立てた動機だった。浮気をするのは今回限りにするつもりと聞けば、相手として選ばれた私としてはかなりのプレッシャーを感じるところ。待ち合わせ場所から一直線にラブホテルへ向かい、予定通り終電には十分間合う時間に別れた。セックス自体は正味一時間というところ。果たして彼女に望み通りのセックスがしてあげられたのか。それは彼女だけが本当のところを知っている。とはいえ、溢れたラブジュースがシーツまで濡らしたこと、興奮した様子でフェラに没頭していたこと、イキまくって最後は腰が立たなくなったこと、それに私の背中にクッキリと爪痕が残されていることからすれば、役目を果たしたと考えるのに十分。彼女とはそれっきり。その後はどうしているか全く知らない。【投稿者：いなり】